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20231115

tribox商標取得のお知らせ

いつもありがとうございます。 トライボックスの廣畑でございます。

この度、我々の創業からの屋号である「tribox」の商標出願審査が完了しました。 第三者による商標出願からおよそ3年、この状況についてお客様に説明することができずたいへん申し訳ありません。

2021年からのブランド名「TORIBO」を変わらず愛してくださった皆様には、社員一同こころより感謝申し上げます。 また、INPIT知財総合支援窓口の皆様、特許庁の皆様をはじめ、この3年の作業に関わってくださったすべての皆様に感謝申し上げます。 ※INPIT、特許庁、審査官の皆様は誰からの出願に対しても公平であり、我々によるtriboxの奪還を一方的に助けてくださったわけではありません。

tribox


tribox → TORIBO → tribox

今後、各所に表示されているブランド名を徐々にTORIBOからtriboxへ戻して参ります。

この2年間我々を守ってくれたTORIBOが、本来の「triboxの愛称トリボ」として再び認知され、 皆様の記憶の中に生き、愛され続けることを願っております。

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第三者による商標出願への対応

2020年に第三者による「tribox」の商標出願がありました。 これは商標使用料を当社に請求するためのいわゆるフリーライド目的の出願であったと推察されます。 我々は、この出願者が商標登録料を支払うモチベーションを下げるため、2021年にブランド名を「TORIBO」へ変更し、その後2年間にわたりTORIBOとして活動してまいりました。 お客様への説明が遅くなってしまいたいへん申し訳ありません。

第三者による出願は2022年までに拒絶または登録料未納のため却下され、この度、我々株式会社トライボックスによる商標出願審査が完了しました。


商標の世界

我々の屋号は、やや近い領域(区分)の他社の屋号に少し似ているということで、商標登録が難しいかもしれないとの助言を受けたことがありました。 我々はこの助言を極めて楽観的に受け取ってしまい、逆に、我々の領域において「tribox」が誰かに独占されることもないと考えておりました。 あまりにも浅はかな考えであったと振り返ります。

商標出願の手続きは率直に言って難しかったです。 しかし、商標速報 OCR bot 様、並びに 商標速報bot 様 のポストによってギリギリのところで救われたこの屋号、なんとしても奪還してみせると、社長中島も私廣畑も奮起しておりました。主に手続きを担当してくれた中島にもねぎらいの言葉を送りたいと思います。お疲れ様でした!

INPIT知財総合支援窓口の皆様にはたいへんお世話になりました。 商標についてお困りの方はできるだけ早くINPIT知財総合支援窓口へコンタクトされることをおすすめいたします。 繰り返しになりますが、商標登録に直接関わる機関の皆様は公平な立場にあるため、たとえば我々のように「使っている屋号を取られそう」だからといって屋号の奪還に肩入れするようなことはありません。あくまで公平な立場から選択肢を示してくださいます。


急造ブランド「TORIBO」

2021年、triboxという屋号を使わないと宣言するために、新しいブランド名が必要でした。 このときはtriboxを奪還できる確証がなかったので、これが我々の最後の屋号になるという覚悟で「TORIBO」を名乗りました。

TORIBOのロゴデザインは決して複雑なものではなく、繊細な調整もしてあげられませんでしたが、強く、まっすぐで、もたれかかっても動かないようなウェイトを持つものとしました。このヘヴィーなロゴへの愛はいまも変わりません。

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新しいtribox

うまく説明できませんが、一時的な屋号の変更と奪還を経験した者として、今回採用するロゴデザインが我々の最後となることを願ってしまいます。 したがって、triboxの伝統、奇跡的な今、そして考えられる限りの未来、このすべてを体現することを目指して新しいロゴを設計しました。

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Design: Shun Ishikawa & Gevugevu

創業者長谷田による2012年のデザインを踏襲しています。

デザイナーのIshikawaさんとは今年8月の世界大会で出会いました。まさに必然。 四角形と三角形を美しく重ねることも、小文字のtriboxをいい感じにレイアウトすることも、Ishikawaさんの助けなしには実現不能でした。いや、Ishikawaさんがやってくれました。本当にありがとうございます。

新しいロゴは以前のデザインを踏襲しているものの、我々も見慣れるまで長い時間を要しました。 今と未来のお客様にもこのロゴを愛して頂けるよう、社員一同、気を引き締めて業務に励んでまいります。


デザインについては別の記事で詳しく紹介させて頂きます。 最後に改めて、商標出願はお早めに。良い夜を!